正しい小論文教室⑧ 原稿用紙と文字数について

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小論文の基本は、正しい小論文教室①〜⑥でしっかりと勉強してもらえたと思います。

今回は「正しい原稿用紙の使い方」と「解答文字数」についてお話ししていこうと思います。

過去の小論文教室をまだ見ていない方はこちらにリンクを貼っておきますので、順番に見ていってくださいね。

原稿用紙マスターになろう

原稿用紙
小論文問題で使用するのは原稿用紙。この原稿用紙のマス目の使い方や

解答文字数で苦戦する受験生の方が多くいらっしゃいます。

「自分は知ってるよ!小学校の時に習ったから!」という方もいると思いますが

記憶違いや覚え間違いなどがあるかもしれないので

一度チェックしてみてください。

本番の小論文試験は先生が短時間で採点して評価します。

パッと見て読みにくかったり、あまり内容が入ってこなければ減点対象になるでしょう。

そして解凍字数が少なかったり、マス目の使い方を間違っていると減点となってしまいます。

勿体無い減点をなくすために書き出し、句読点、かっこなどマス目の使い方と解答文字数について紹介したいと思います。

縦書き原稿用紙の基本

書き出し、段落の頭は1マスあける
これは基本中の基本ですね。書き始めがカギカッコで書き始める場合も、最初のマス目は開けてその次にカッコを書き始めましょう。

句読点、カッコ類は1文字
。や、は1文字と同じ扱いで書きます。またカッコ類(「」()『』)も1文字とみなし、それぞれ1マス使います。しかし下の画像のような書き方を採用している場合もあります。
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行末に「」を持ってこない
2つで1組になるカッコなどが行末に来てしまrた場合はその行の中で1文字詰めるところを探し、行末に「」がこないように調整する。また「」が行の先頭に来ることはない。

句読点は頭に書かない
「」と同じく句読点も行の頭にくることはない(行末はあり)。頭に来てしまう場合は、前の行末の最後の1マスに文字と一緒に入れる。

中線や点線は2マス分
 中線は挿入や、同格などの時に使います。中線や点線などで文章が終わる場合は線の後に句読点をつける。

最終行の最後のマス
最後のマス目に関しては句読点を一緒に入れてしまうと文字オーバーになり減点対象になる可能性があるので、文字数調整をしましょう。

横書き原稿用紙の基本

数字は1マスに2桁
数字を書くときは桁数を問わず1マスに2桁書くようにします。

アルファベットは大文字と小文字で区別
大文字は1マスに1文字、小文字は1マスに2文字入れてもOKです。ただ決まりがあるわけではないですがなるべく最低限に押さえておくとよいでしょう。

解答文字数について

小論文の問題では「〇〇文字以内で」という指定が多いです。

それぞれ指定された文字数に対して、どれくらいの割合を埋めると良いかを紹介します。

パターン1:〇〇文字以内

1000文字以内と指定されている場合、文字数が少なすぎると解答としては不十分です。制限文字数の約80%程度は書いてください。

パターン2:〇〇文字以内□□文字以上

上限と下限が指定されている場合はその範囲内であれば基本的にはOKです。理想は上限文字数に近い文字数を書きましょう。

パターン3:〇〇文字前後

〇〇文字前後や、約□□文字どいう指定の場合は指定された文字数のプラスマイナス50文字程度が理想です。