正しい小論文教室⑪試験で出題されるテーマ 【No.1】

syouronbun-kyoshitsu11
AO入試の小論文試験では、それぞれの学部でよく出題されるテーマがあります。

大学側は入学後に学ぶ内容と関連性が高いテーマを試験に出すことで、受験生の考え方、価値観、基礎知識を知ろうとしています。

小論文対策を行う上でも新聞を読んだりテレビでニュースを見たり、インターネットで情報収集するときにある程度テーマが絞られていなければ

準備のしようがありませんよね。

そこで今回は出題の頻度が高いテーマを紹介していきたいと思います。

小論文テーマ

語学系学部でよく出題されるテーマ

人文や語学系の学部でよく出題されるテーマは

  • 文化について
  • 言語/表現について
  • 人間の生き方について

人間の生き方や、人間が作る文化について、また人間が使う言語についてのテーマがよく出題されます。

出題の内容としては普段考えることがないような問いかけ(抽象的な表現)で出題されることが多いので

しっかりと対策して考えを深めていく必要があります。

社会学部などでよく出題されるテーマ

社会系の学部でよく出題されるテーマは

  • 経済・労働問題について
  • 国際社会について
  • 環境問題・エネルギー問題について

社会系の学科では法律・政治・経済・社会・福祉など現代の社会問題などについてのテーマが出題されます。

時事的なテーマが出されることが多いので現代社会のタイムリーな問題・課題について調べておく必要があるでしょう。

そして問題を様々な角度から分析したり、その問題の背景を理解することが必要になるでしょう。

教育系学部でよく出題されるテーマ

教育系の学部で出題されるテーマは

  • 教育環境・教師と学校について
  • 子供・現代の若者について
  • 環境問題について

 教育学部などは将来教育に携わる仕事をする人材を養成します。教育や学校に関連性の高いテーマが出題されることが多くなります。

学校で起こる問題や課題は全て小論文のネタになると考えておきましょう。

現代社会が抱える教育関係の問題に対する関心が問われます。

次の「小論文教室」では医学・自然科学・看護系などでよく出題されるテーマを書いていきたいと思います。