正しい「小論文」教室

正しい小論文教室試験で出題されるテーマ 【No.2】

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AO入試対策専門塾や学校などで小論文対策を行う時は、それぞれの学部でよく出題されるテーマを知っておくことが大切です。

AO入試では多くの大学が小論文試験を行います。そしてその小論文試験は「ある学部で頻繁に出題されるテーマ」があります。

つまり学部の方針などによって独自でテーマを選定しているということです。

あなたが志望している大学・学部がどのようなテーマを頻出しているかをチェックして置くことで、情報収集しやすくなり、

また考えを深めていくのも容易になります。

志望大学に一発合格するために有効な対策を立てることができます。

このページでは医学系、自然科学系、看護系などでよく出題されるテーマを紹介していきたいと思います。

小論文のテーマ

医学部などの医学系のテーマ

医学部を志望する人に求められる素質は以下のようなものになります。

1.医師にふさわしい考え方をもっていること
2.生命に関する思考判断力
3.医療研究への関心と基礎的な学力

医師にふさわしい考え方などを見るために、医療問題などのテーマを取り上げて対処法などを問います。

また生命に関する思考判断力を見るために社会に生じている医療に関する課題や先端医療技術に関するテーマを出題して解決法を考えさせます。

そして最後の医療研究への関心に関しては化学と医療の関係性、特性、限界などを考察させるテーマがよく出題されます。

自然科学系で出題されるテーマ

環境問題やエネルギー問題、科学技術の歴史と近年の進歩、情報社会に関するテーマが頻出される傾向にあります。

自然現象に関する問題に対する関心や観察力を見たり、仮説と検証などの化学的な考察がしっかりと行えるかどうかが求められるでしょう。

出題されるテーマの特徴としては、生活と身近な関係にある自然現象や、あなたが受ける学部の専攻と関わりの分野から出題されることが多いです。

また化学の進歩と現代社会の関係性についての意見を求められます。

また基礎知識を見るために、自然現象の原理現象の説明を求められるのも自然科学系学部の特徴とも言えます。

医療・看護系で出題されるテーマ

看護系・医療系学部においては、医学系とは少し異なり、人に対する思いやりの部分や、心のケア、コミュニケーション能力などが問われるのが特徴です。

小論文のテーマとしてよく選ばれるのは看護に関する考え方や、患者との向き合い方を問われる内容が多くなるでしょう。

健康や福祉に関する問題も出題されます。

社会が抱えている問題点として「子供」に関するテーマも頻出する傾向にあります。

正しい小論文教室⑪試験で出題されるテーマ 【No.1】

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AO入試の小論文試験では、それぞれの学部でよく出題されるテーマがあります。

大学側は入学後に学ぶ内容と関連性が高いテーマを試験に出すことで、受験生の考え方、価値観、基礎知識を知ろうとしています。

小論文対策を行う上でも新聞を読んだりテレビでニュースを見たり、インターネットで情報収集するときにある程度テーマが絞られていなければ

準備のしようがありませんよね。

そこで今回は出題の頻度が高いテーマを紹介していきたいと思います。

小論文テーマ

語学系学部でよく出題されるテーマ

人文や語学系の学部でよく出題されるテーマは

  • 文化について
  • 言語/表現について
  • 人間の生き方について

人間の生き方や、人間が作る文化について、また人間が使う言語についてのテーマがよく出題されます。

出題の内容としては普段考えることがないような問いかけ(抽象的な表現)で出題されることが多いので

しっかりと対策して考えを深めていく必要があります。

社会学部などでよく出題されるテーマ

社会系の学部でよく出題されるテーマは

  • 経済・労働問題について
  • 国際社会について
  • 環境問題・エネルギー問題について

社会系の学科では法律・政治・経済・社会・福祉など現代の社会問題などについてのテーマが出題されます。

時事的なテーマが出されることが多いので現代社会のタイムリーな問題・課題について調べておく必要があるでしょう。

そして問題を様々な角度から分析したり、その問題の背景を理解することが必要になるでしょう。

教育系学部でよく出題されるテーマ

教育系の学部で出題されるテーマは

  • 教育環境・教師と学校について
  • 子供・現代の若者について
  • 環境問題について

 教育学部などは将来教育に携わる仕事をする人材を養成します。教育や学校に関連性の高いテーマが出題されることが多くなります。

学校で起こる問題や課題は全て小論文のネタになると考えておきましょう。

現代社会が抱える教育関係の問題に対する関心が問われます。

次の「小論文教室」では医学・自然科学・看護系などでよく出題されるテーマを書いていきたいと思います。

正しい小論文教室⑩生活の中で小論文のネタを集める!

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小論文試験で大切なのは、あなたの意見とその論拠(理由)に具体性を加え、説得力を高く持たせることが大切です。

どれだけ具体性を持たせることができるかどうかで、志望大学へのアピール力が大きく変わります。

ではどうやって具体性を高め、具体例を多く書くことができるようになるのかを考えていきましょう。

具体性を持たせるためには実際の体験談が○

想像や例えだけで具体性を持たせるには限界があります。そこで役立つのは実際に起こった出来事を引用することです。

今は便利な世の中なので、情報はとても簡単に手に入ります。

しかし情報が多すぎて何をネタにすればよいかわからない、、ということにもなりますので

ネタ探しのコツを紹介します。

新聞を活用してネタ探し!

たとえば新聞を読んでどんな事件があり、どんな出来事が起こっているのかをチェックしてみましょう。

新聞を隅から隅まで全て見て覚えるのは大変なので、新聞で小論文のネタを見つけるコツを覚えておきましょう。

新聞でネタを探すコツ

  • まずは見出しをチェック!出来事の概要を覚える。
  • あなたが志望している学部のテーマを中心にニュースを探す!
  • 社説と文化面をチェック!

新聞を読み慣れていない人は、「ネタになるようなことないかな」と軽い気持ちで読んでみるのもおすすめです。

気になった記事は切り抜いてストックしておくとあとあと役立ちます。

インターネットでネタ探し!

インターネットはパソコンを持っていなくても、スマホがあれば簡単に情報集めをすることができます。

通学の電車やバスの中でも手軽に調べられますね。

ではインターネットでネタを探すコツも見ていきましょう。

インターネットでネタを探すコツ

  • 調べたいテーマを絞り込む!
  • キーワード検索を工夫して具体的な言葉を使う!
  • キーワードに「とは」を加えて定義を調べる!

インターネットは新聞とは桁外れの情報が転がっています。中には根拠のない情報や、ある人の独断と偏見で書かれている情報もあります。

誰が発信している情報なのか、またその根拠はどこにあるのかをチェックしながら情報を活用しましょう。

TVも情報源!

テレビのニュース番組はネタ集めの基本中の基本!新聞を読むのが苦手でもテレビなら気軽にみることができますね。

さらにテレビは映像も同時に流れるので覚えやすいのでおすすめです。もちろん番組を全部チェックして全部覚えていく必要はありません。

比較的重要なニュースは番組開始から30分間流れることが多いので最初の30分見るだけでもよいと思います。

毎日決まった時間にニュースを見ることで社会全体の流れを把握することができます。

正しい小論文教室⑨志望理由書の正しい書き方

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今回の記事は「小論文の書き方」ではなく、志望大学の「志望理由書」はどのようにかけばいいのかを書いていきたいと思います。

ほとんどの大学でAO入試は「小論文」「書類選考」「面接」の三種類の試験を採用しています。

小論文試験はこのサイトでもみなさんが勉強していただいている「小論文の正しい書き方」に沿って

レベルの高い小論文が求められます。

そして書類選考・書類審査は調査書や推薦書、またあなた自身が書く志望理由書などを参考にし、その受験生が大学に適した人材であるかを判断する一つの選考です。

志望理由書はあなたの、志望大学への想いや、学部・学科への想いなどを書き、あなたの「やる気」をアピールするチャンスです。

志望理由書を書くうえで大切なポイントが3つあります。一つ一つ見ていきましょう。

志望理由書

①なぜその大学、その学部に入りたいのか

大学に入って何を学びたいのか、どんな生活を送りたいのか、どんな活動に参加したいのかなどをまとめていきましょう。

まとめるときは他の受験生と似たような志望理由書にならないよう、あなた自身の体験などを通じて感じたこと学んだことを盛り込んでいきましょう。

また書くときに、”なぜ”、”どのようにして”、”何を”と言ったようにあなたが、自分に問いかけながらまとめていくと

より深みのある志望理由書に仕上がるでしょう。

②大学・学部・学科に対する関心

あなたが志望大学のどの部分にあなたが惹かれているのかをアピールします。

自分が学びたい分野と、その大学の関連性や大学・学部が特に力を入れている活動などをあらかじめしっかりと調べて

まとめながらアピールすると良いでしょう。

またこの時もあなたの体験・経験から学んだ価値観などを入れつつ大学への関心の強さを伝えます。

高校での活動・生活・特に努力したことなどを書く

これも志望大学・学部に関連していることだとなお良いですね。

たとえば、

「高校では多くのボランティア活動などに携わり、困っている人を助けられる仕事に就きたいという想いから社会福祉学部を志望しようと思いました。」

と言ったような具合にあなた自身が高校で経験したことや、学んだことをさらに深く学ぼうとしている意志をアピールしてください。

最後に

志望理由書はAO入試を受ける上ではとても重要です。

あなたが志望大学に魅力を感じている部分、関心を持っている部分をあなたの経験を踏まえて具体的に書くことを心がけましょう。

正しい小論文教室⑧ 原稿用紙と文字数について

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小論文の基本は、正しい小論文教室①〜⑥でしっかりと勉強してもらえたと思います。

今回は「正しい原稿用紙の使い方」と「解答文字数」についてお話ししていこうと思います。

過去の小論文教室をまだ見ていない方はこちらにリンクを貼っておきますので、順番に見ていってくださいね。

原稿用紙マスターになろう

原稿用紙
小論文問題で使用するのは原稿用紙。この原稿用紙のマス目の使い方や

解答文字数で苦戦する受験生の方が多くいらっしゃいます。

「自分は知ってるよ!小学校の時に習ったから!」という方もいると思いますが

記憶違いや覚え間違いなどがあるかもしれないので

一度チェックしてみてください。

本番の小論文試験は先生が短時間で採点して評価します。

パッと見て読みにくかったり、あまり内容が入ってこなければ減点対象になるでしょう。

そして解凍字数が少なかったり、マス目の使い方を間違っていると減点となってしまいます。

勿体無い減点をなくすために書き出し、句読点、かっこなどマス目の使い方と解答文字数について紹介したいと思います。

縦書き原稿用紙の基本

書き出し、段落の頭は1マスあける
これは基本中の基本ですね。書き始めがカギカッコで書き始める場合も、最初のマス目は開けてその次にカッコを書き始めましょう。

句読点、カッコ類は1文字
。や、は1文字と同じ扱いで書きます。またカッコ類(「」()『』)も1文字とみなし、それぞれ1マス使います。しかし下の画像のような書き方を採用している場合もあります。
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行末に「」を持ってこない
2つで1組になるカッコなどが行末に来てしまrた場合はその行の中で1文字詰めるところを探し、行末に「」がこないように調整する。また「」が行の先頭に来ることはない。

句読点は頭に書かない
「」と同じく句読点も行の頭にくることはない(行末はあり)。頭に来てしまう場合は、前の行末の最後の1マスに文字と一緒に入れる。

中線や点線は2マス分
 中線は挿入や、同格などの時に使います。中線や点線などで文章が終わる場合は線の後に句読点をつける。

最終行の最後のマス
最後のマス目に関しては句読点を一緒に入れてしまうと文字オーバーになり減点対象になる可能性があるので、文字数調整をしましょう。

横書き原稿用紙の基本

数字は1マスに2桁
数字を書くときは桁数を問わず1マスに2桁書くようにします。

アルファベットは大文字と小文字で区別
大文字は1マスに1文字、小文字は1マスに2文字入れてもOKです。ただ決まりがあるわけではないですがなるべく最低限に押さえておくとよいでしょう。

解答文字数について

小論文の問題では「〇〇文字以内で」という指定が多いです。

それぞれ指定された文字数に対して、どれくらいの割合を埋めると良いかを紹介します。

パターン1:〇〇文字以内

1000文字以内と指定されている場合、文字数が少なすぎると解答としては不十分です。制限文字数の約80%程度は書いてください。

パターン2:〇〇文字以内□□文字以上

上限と下限が指定されている場合はその範囲内であれば基本的にはOKです。理想は上限文字数に近い文字数を書きましょう。

パターン3:〇〇文字前後

〇〇文字前後や、約□□文字どいう指定の場合は指定された文字数のプラスマイナス50文字程度が理想です。

正しい小論文教室⑦伝わりやすい小論文の書き方

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小論文とは構成が整った文章で、あなたの考え方、意見、価値観を相手に伝える文章です。

過去の小論文教室でもしつこいくらいにお話ししましたが、

「私は〇〇だと考える。なぜなら●●だから」と行ったように意見と論拠を、

筋道を立てるように書くことが高い得点を得るためには重要です。

そして「読みやすい小論文」を書くために必要なポイントがあります。

それをこの記事で紹介していきたいと思います。

段落構成で読みやすさが変わる!

小論文の構成
もう一つのポイントというのは「段落構成」です。

段落とはいくつかの文章が、内容的にまとまりを持っているものです。

つまり1つの段落は一つの内容でまとまっている必要があります。

また、段落の中でも「問い」と「答え」といったような内容で一貫してまとめられていると高い点数を得られるでしょう。

段落の数

段落の数は多すぎると小論文全体がまとまっていないように見えますし、少なすぎても読み手にとって親切とは言えません。

ちなみに、小論文は序論〜本論〜結論という基本構成がありますが、これは3段落で良いということではありません。

段落の数は「解答字数の中で、論じ切れる内容はいくつあるか」ということを目安にすれば良いと思います。

「長すぎる段落」、「短すぎる段落」は低評価につながりますし、同じことが繰り返されていたり、必要のない段落があるのもよくありません。

しっかりと小論文勢隊を意識しながら整理して書いていきましょう。

それでは次に、スムーズな段落分けのテクニックをご紹介します。

方向性を持たせる!

小論文は方向性がとても大切です。

例えば「過去〜現在」や「現在〜過去」、「一般〜特殊」「特殊〜一般」といったように時間的な順番や、重要度で方向づけをすると

スムーズに段落分けをすることができます。

また具体的な数値やデータについて論じている段落を並べて配置したり、同類の段落を固めたりするのもコツです。

言葉を繋げて段落のつながりを作る

Aの段落とBの段落を書くとき、Aの段落の終わりの言葉を、Bの段落では始まりの言葉にすると段落通しがつながり読みやすくなります。

例えば「〇〇にはこのような利点がある」という形でAの段落を終えた場合、Bの段落の冒頭では「しかし〇〇にはこんな欠点もある」

といったように前の段落で使った言葉を受けて新しい段落が始まります。

つなぎの言葉から書き出す

つなぎの言葉を段落の書き出しに使うと、読み手にスムーズに内容が伝わります。

因果関係
なぜなら・その結果・など
要約
つまり・要するに・など
対比
しかし・一方では・同様に・など
例証
例えば・〇〇を例にして・など
順序
以前は・その後・など
列挙
第一に・加えて・など

こういったつなぎの言葉から書き出すことによって、段落の内容がはっきりと伝わりやすく

展開も明確に示すことができるので、読み手はとても読みやすくなります。

書き終わったらチェック!

小論文をチェック
小論文を一通り書き終えたら、誤字達治や意見と論拠が少しずれて辻褄が合わない部分をチェックしましょう。

こういった間違いは減点対象になります。とても良い書き方なのに減点されてしまっては勿体無いですよね。

書いた後は、「終わったー」と安心するのではなく、間違っている部分はないか疑いながらチェックするようにしてください。

正しい小論文教室⑥基本構成を守る

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いざ小論文を書くとき、なんの準備もなく原稿用紙にあなたの考えを書き出しても

書きあがったときに読み返してみると、、、構成がむちゃくちゃ!ということになってしまった経験ありませんか?

AO入試専門の塾などに通って小論文の練習をしている人は一度は経験があることだと思います。

また独学で勉強しようと書いて見たことがある人も、こんな経験があるかもしれません。

小論文試験担当の人は内容はもちろんですが

文章構成もしっかりと見ています。

基本構成にのっとってしっかりと書き上げられているかを評価ポイントにしています。

せっかくあなたの意見がバッチリなのに構成でマイナス評価にならないように

構成ポイントを本番までにおさえておきましょう。

いきなり書き出さない!

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小論文を書くときはいきなり原稿用紙に書き出すのはやめましょう。

せっかく意見を掘り下げて、論拠もしっかりかけていても、構成が小論文の正しい形にまとめられていなければ高得点は期待できません。

まずは何をすべきかというと、「構成のメモ」です。

まずはテーマ・問題に対してどのような意見を述べるか、その論拠は何かということどんな構成で書いていくかをメモしていくことです。

一般的に序論・本論・結論という形でメモしておくと良いでしょう。

基本構成

序論 テーマに対して「論点」と「意見」を述べる。テーマへの問いをしまして、それに対してあなたの意見を簡潔に述べる部分。(〇〇について★★だと考える) 全体の文字数の約5%
本論 序論で書いた「意見」の根拠を述べる。本論は序論で書いた意見を売らずける根拠を書いていきます。あなたの考え方、証拠などの事例を持ち出してあなたの意見がいかに正しいかを証明するポイントです。 全体の文字数の約80%
結論 あなたの意見を書く。結論は序論で述べたあなたの意見を、まとめて各部分です。序論と本論で書いたことを踏まえて、最後にはっきりとあなたの意見を示しましょう。 全体の文字数の約15%

実際に小論文を書くときは上の表を参考にしてメモします。そして肉付けしながら書いていき完成度の高い小論文に仕上げています。

構成をメモする時にチェックしたいポイントは…

  • 問題に対して意見が的を得ているか?(的外れになっていないか?)
  • 論拠と意見に食い違い、矛盾点はないか?(しっかり裏付けされているか?)
  • 具体例が問題と合致しているか?(関係性は高いか?)

AO入試に合格した構成の例

先輩
ここでは実際にAO入試を突破した小論文の構成の形を紹介します。

どうかけば良いかわからないという方はこちらを参考にして見てください。

主張力アピール型

序論 あなたの意見を書き出す。 意見
本論 自分の意見に対する理由とその分析。 理由・分析
結論 理由を踏まえてもう一度あなたの意見を書く。 意見

思考力アピール型

序論 資料の指摘を元に現状分析を書く。 分析
本論 現状分析の中から問題を明らかにする。 問題発見
結論 問題点に対して解決策を提示する。 意見

読解力アピール型

分析した内容を元にあなたの意見を書く。

序論 最初に資料から読み取った内容を書く。 資料の要約
本論 資料の読み取り内容からあなた自身が分析したことを書く。 理由・分析
結論 意見

最後に

実際にAO入試で合格した受験生の80%以上の方は小論文を書き出す前にしっかりと構成をメモしています。

これは塾で練習するときにも必ず行うようにしましょう。毎回行うことで習慣になるので

本番緊張していても、焦らずあなたのペースで進めることができます。

正しい小論文教室⑤小論文を書くときの考え方

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小論文試験は、普段あなたが考えることがないようなテーマを与えられます。

少し小難しいような内容で馴染みのない言葉を使ったり、考えたりするので

あなた自身の意見を書くのはなかなか難しい作業になるかもしれません。

かといって、スマホで調べた情報や、誰かから聞いた情報、テレビの情報など

一般的な考えをただ並べただけの小論文では高得点を取ることはできません。

合格点を取るためには、頭に浮かんでくる意見をさらに一歩奥に踏み入れた深い意見、あなただけの意見が必要です。

そしてもちろんその意見を裏ずけする論拠が必要です。

小論文対策では”あなただけの考え・意見”を絞り出すところで壁にぶつかってしまう受験生の方が多いです。

そこでこの記事ではあなたの意見と論拠を表現するためのコツを紹介したいと思います。

自分の意見を客観的に問いただす

小論文の考え方
あるテーマに対して、パッと思い浮かんだ意見や考えはほとんどが主観的なものになってしまいます。

これは誰しも同じような結果になります。自分の経験から得た価値観で物事を考えてしまうものだからです。

それが間違っているわけではありません。大切なのはその先です。

最初に浮かんだ考えを、客観的な立場で、なおかつ具体的に問いかけをしてみましょう。

「なぜそう思ったのか?」「その根拠は?」と行ったように疑問を投げかけ、考えを深めていくことで

より深い考えにたどり着くことができます。

例えば、「他人に嘘をつくのはよくない。」という考えに対して、同意見か反対かを考えるとき

まず「同意見」を選んだ場合、なぜ嘘をつくのは良くないのか?という疑問を持ってみましょう。

  • あなたがそう思うのはどういう状況の時か
  • あなたの周囲に嘘をつく人はいるか
  • あなたは嘘をついたことがあるか
  • なぜ嘘をついてしまうのか

など、思いついた意見に対して疑問を投げかけて、その疑問に対する答えもメモしていきましょう。

思いついただけの意見ではなく、

意見に対して疑問を問いかけ、答えを出す、そしてその答えに対してさらに疑問を問いかける

というプロセスを経て、主観ではなく客観的な意見にたどり着くことです。

普段考えるようなことがないようなテーマの小論文問題だったとしても

こうして掘り下げて意見を深めていくことで、より具体的で根拠のある意見を述べることができます。

考えを深める6つのポイント

小論文6つのポイント
人はそれぞれ様々な価値観や意見を持っています。

自分の経験や価値観で周りの人を見るとどうしても判断が偏ってしまいます。

つまりあなたの独りよがりな意見になりがちです。

読み手が「なるほど」と納得できるような意見を述べるためには

あなた自身の価値観だけではなく、より多くの人が感じること、考えることを取り入れる必要があります。

そのための6つのポイントを紹介します。

①事実を正確に知る

小論文で出題された問題・テーマに関して正しい事実を調べることが大切です。

②問題のバックグラウンド(経緯)を調べる

ある問題に対して、その事柄に至った経緯を調べていきましょう。「いつ」、「どこで」、「誰が」、「なぜ」

と行ったように物事のきっかけを考えていきます。

③客観的な立場で考える

問題について、賛成なのか反対なのかをあなたの考えだけで述べるのではなく、

その問題に関わっている人や事柄などの意見・状況などを取り入れて考えてみましょう。

④日本だけでなく視点を世界に広げて見る

日本で起きている色々な出来事や問題は、日本特有のものであったり、

日本人の考え方や価値観、国民性が関係している場合が多くあります。

視野を広げていくために、文化が違う日本以外の国と比べて意見を深めていきましょう。

⑤専門家の見地を参考にする

問題に関わる専門家(法律問題なら弁護士や司法書士など)の考え方を参考にするのも一つの方法です。

そのジャンルの第一線で活動している人のリアルな意見を取り入れることで、意見の信憑性が高まります。

あなたが専門家でなくても、その問題に対して深い考えを述べることができます。

⑥既成概念を壊す

よく聞くフレーズですが、なかなかこれを実践するのは難しいです。

「当たり前」と思っていることは、自分がそう思い込んでいるという感覚がないので

疑うことすらできないことが多々あります。

例えば、リンゴが木から落ちたのをみて、それが「当たり前」だと思いますよね。

それが普通です。ですが既成概念を壊すことができた人は

リンゴが木から落ちたのをみて、「地球に引き寄せられた!」という新しい視点で見ることができたのです。

あなたの意見や考え方に対して、もう一度「なぜそう思ったのか?」という客観的な視点を取り入れてみてください。

考えを深めることは、「意見」を掘り下げていくこと

意見を掘り下げる
「〇〇だと思う」 → 「なぜ〇〇だと思うのか」 → 「△△だから〇〇だと言える」 → 「△△の根拠は?」

と行ったように、考えを掘り下げていくことが思考を深め、よりレベルの高い小論文が出来上がります。

もし根拠がない主観的な考えの場合は、上のように掘り下げて行った時にどこかでつじつまが合わなかったり

説明できない状態になります。説明できないということはどこかに思い込みや希望的観測が含まれている可能性があります。

説明できない事柄を見つけて、説明できる根拠を見つけながら、あなたの意見の深みを出していきましょう。

正しい小論文教室④問題を正しく読むコツ

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以前の記事(小論文教室3 – 高得点をとる方法)では小論文で問題を正しく理解することが高得点への近道だとお話ししました。

そこで今回の記事は、小論文問題に取り組む時に正しく問題や資料を読み解くコツを紹介していきたいと思います。

今小論文が苦手だと感じている受験生の方も、このコツさえつかめば高得点が取れる小論文を書く力を身につけることができるでしょう。

問題・資料を読み解くポイント

小論文の資料
AO受験の小論文試験では資料を与えられ、その資料を参考に書いていく「資料小論文」であることが多いです。

資料小論文は、与えられた資料を正しく読み解いて、的確な回答を行う必要があります。

そのためにはまず「正しく読み解く力」を身につけなければいけません。

試験時間は決まっているので資料を初めから最後まで何も考えずに読んでいては重要なポイントを抑えることができません。

そこで資料文の重要なポイントを抑える読解法をご紹介いたします。

①まずは論点を理解する

資料の筆者は読み手に伝えたいことがあり、文章を書いています。

論点、つまり「筆者は何を問いかけているのか」を探してみましょう。

文中に疑問形で書かれている場合もありますが、そうでない場合もあります。

はっきり疑問形で書かれていない場合は筆者の意見を読み、あなた自身が推測する必要があります。

②結論を読み取る

筆者の意見を的確に理解するために、論点の次は「結論」を探しましょう。

こちらもはっきりと結論として書いてくれている場合もあれば、エッセイなどではあえて遠い言い回しで書かれている場合もあります。

結論を読み取るコツは接続詞です。「つまり〇〇であると言える」「要するに〇〇である」などの接続詞を意識して探しましょう。

③結論の根拠を探す

結論に対しての理由(論拠)を探します。筆者が結論に対して「なぜそのような意見を持っているのか」という理由を述べている部分です。

具体的な例をあげていたり、原因などが示されています。

④筆者の思想を読み解く

資料文の内容は、筆者の価値観や考え方、根本的な筆者の思想が現れています。

もちろん本文中に直接思想や価値観について書かれていることは少ないので

主張や意見、論拠から筆者の思想を読み取っていきます。

筆者が何を問題提起しているのか、結局筆者は何が言いたいのか、またその理由は何かを意識して資料を読むと

筆者の思想や価値観が見えてきます。

複数の資料が提示された場合

小論文試験では資料は複数ある場合があります。その場合には以下のようなことに気をつけましょう。

  • この問題があなたに何を問うているのかを考える
  • 複数ある資料の共通点と相違点を抑えます。

書く資料には共通したテーマや意見があり、またそれぞれが違う役割を持っています。

それらを読み解いた上でそれぞれの資料の主張を抑えましょう。

数値データの資料を読み解くコツ!

小論文数値データ資料
小論文の資料には文章ではなく数値やグラフなどの図表資料というものもあります。

これらの資料には筆者の主張や価値観などはありません。

では数値データなどの資料を読み取るコツを紹介します。

データ概要を理解する

資料のタイトルを読み、何を表したデータなのかをしっかりと理解しましょう。

そして何を対象としているデータなのか、どの機関が発表したデータなのか

また、どんな条件でまとめられたデータなのかなどを抑えておきます。

数値データの傾向を読み取る

数値データの資料はまず全体を把握し、そのあと細かい部分を確認していきます。

まずはデータが突出した範囲など特徴的な部分をチェックしましょう。

そしてデータ内の共通点や相違点などを見つけていきます。

図表資料を読み取る時は「先入観」などにとらわれずに読解することが大切です。

個人の意見や価値観ではなく、絶対的なデータ情報を処理する力を問われます。

客観的な立場で、資料が何を語っているのか、

結局のところあなたに何を伝えようとしているのかを読み取ることができれば

より良い小論文を書くことができるでしょう。

正しい小論文教室③「高得点をとる方法」

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AO入試では小論文問題の得点が合否に大きく影響します。

小論文問題が苦手な受験生にとっては頭を抱えてしまうようなことですが

これはAO入試で大学に入学するためには必ず乗り越えなければならない現実です。

どうしても小論文は書き方を知らないと「難しいこと」のように感じてしまいますが、

実は要点を押さえて、的確に問題の内容を読み取ることができれば、誰でも合格点を取ることができます。

小論文で高得点を取るポイントは「問題の読み方」

問題を読む受験生
小論文の評価ポイントは、「問題を正確に読み取り、求められている意見を述べる」ことです。

求められている意見を述べるといっても、読み手が求めている意見を書くという意味ではなく

「何を聞かれているのか」を理解し、「適切な意見を述べる」ということ。

例えば、、

「あなたの好きな食べ物はなんですか」

という問いに対して

「私は母が作ったカレーを幼いことから食べていました。母は料理がとても上手でした。」

という回答は適切と言えるでしょうか。

もちろん、適切ではないですね。なぜなら読み手が知りたがっているのは「あなたの好きな食べ物」です。

好きな食べ物を述べ、その理由を書かなければいけないのに

結論は「母は料理が得意」になってしまっています。

これはわかりやすく説明するために極端な例でお話ししましたが

小論文問題ではこのような失敗が多く見られます。

書いているうちに、結局何が言いたいのかわからない、、、という状況に陥りやすいんですね。

まずは設問をしっかり理解

小論文の設問を理解
上記のような失敗をしないように、問題文はしっかりと読みましょう。

多くの場合小論文には資料がついています。この資料をしっかり読めば、その小論文試験では

「何をテーマにするのか」「何を書くのか」「意見を書くときの条件」などのヒントが隠されています。

一つの例を出して見ていきましょう。

【設問】
次の資料から読み取ったことを踏まえて、「豊かさ」をキーワードとして具体例をあげながらあなたの考えを800文字以内で書きなさい。
(資料分あるいは図表資料あり)
【上の問題から読み取れる要素】
■「豊かさ」についての自分の意見、考えを求められている。
■書くときの条件は最低でも4つ

  • ①資料の内容を踏まえて書く
  • ②「豊かさ」というキーワードを使う
  • ③具体例をあげる
  • ④文字数は800文字以内

どんなテーマであっても「何を聞かれているのか」ということと「書くときの条件」をしっかりと掴むことで設問を理解することができます。

これは小論文試験の基本中の基本なので、しっかり対策しておきましょう。

書くときの条件を満たしていないと減点!?

小論文減点
もう一つ例文を見ていきましょう。

【資料の例】
「現在の日本は家庭から排出される二酸化炭素量が増加している。このことが地球温暖化に影響を与えていると考えられる。家庭から排出される二酸化炭素量を抑える努力をする必要がある。」

上記のような資料が与えられ、「環境問題に対するあなたの考えを述べよ」という問題が出されたとき、どのような回答が最も適切なのでしょうか。

【解答例】
①地球温暖化と生態系の変化についての意見
②家庭から出る二酸化炭素ではなく、向上などから排出される二酸化炭素の問題についての意見
③一般家庭からでるゴミ問題や、電気などの資源の無駄遣いに関する意見だが、地球温暖化については書いていない。

上の3つの回答は、全て「条件」を満たしていません。

資料の例を的確に読み取ると「日本の家庭から排出される二酸化炭素量と、それに伴う地球温暖化への影響」という内容を踏まえて回答しなければいけません。

どれかが抜けていると条件を満たしていないと判断されてしまいます。

何を書くかにばかり意識がいきがちですが、実はその前に資料を問題をよく読み、「何を聞かれているのか?」をしっかりと理解することが大切です。

塾などでの小論文対策は、問題文の読み方、資料の読み方に集中して対策を行なっていきましょう。