産業社会学部 現代社会学科 スポーツ社会専攻の佐々木さん(仮名)
社会学部を志望したきっかけはなんですか?
きっかけは高校の担任の先生に受験を勧められたからです。最初は地元の大学を受けようかと考えていたところでしたが、せっかく進学するんだから自分の好きなこと、興味のある事を学びたいと思い、スポーツが好きなのでスポーツ社会専攻がある産業社会学部に入学する事を決めました。
現在話題になっている部活動に関わる様々な問題について学びたいと考えています。そして将来はスポーツ・学校の部活動の問題改善に関わる仕事がしたいと考えています。
なぜAO入試を選んだのですか?
正直にいうと成績はあまり良い方ではなかったので(特に悪いというわけでもありませんが)、自分の得意な分野で受験できるAO入試を選びました。私は自己アピールが得意なので、自分の考えや意見を相手に伝えて評価して貰うAO入試が最適だったと思います。私がどんな価値観を持った人間で、将来どんな事をしていきたいかを面接の質疑や志望理由書で述べることができました。
AO入試の受験対策はどんな事を行いましたか?
まずはAO入試専門の塾に入りました。そこでは小論文の対策を主に行いました。私は文章を書くのが得意ではなかったので、小論文の意見と論拠を順序立てて書く練習をひたすら行いました。
またスポーツ関係のニュースや様々な問題についても本を読んだりして調べて知識を深めていきました。また面接でどんな事をアピールするかを考えました。きっと具体性があった方が良いと思ったので、授業で何を学び、将来どのように役立てていくのか、という考えをまとめていきました。
大学ではどのような活動に取り組みたいと考えていますか?また夢や目標などを教えてください。
本格的にスポーツ関係のことを学ぶことが少ないのですが、来年以降はスポーツの社会問題をしっかりと学んでいきたいと思います。部活動の問題や子供とスポーツの問題にも目を向けていきたいと考えています。
目標は、部活動の制度やスポーツのあらゆる問題を解決していける立場で働くことです。
これからAO入試で受験を控えている後輩の方々にメッセージをお願いします。
AO入試は「勉強しなくてもいい入試方法」ではありません。人には得意不得意があると思います。勉強が得意な人もいれば、人と話したり文章を書くのが得意な人もいます。あなたにあった受験方法としてAO入試を選んでほしいと思います。AO入試にはAO入試特有の準備がありますし、他の一般入試の人が努力しているのと同じくらい努力が必要です。
その努力の中で得る能力や知識は大学でも必要になってくるものだと思います。小論文対策で鍛えた文章力は大学の授業やレポートでも役立ちます。これは社会に出た時にも役立つ能力だと思います。
受験は辛いですが、あなたの新しい技術を身につけるチャンスです。そう行った気持ちで前向きに頑張ってください。